お金持ちになりたいですか? Part.2

前回記事では、親が「お金持ち」とそうでない場合とでは、その教育内容から子供の金融リテラシーに差が出てきてしまう可能性があるということをお伝えしました。


本記事では、「お金持ち」になるということを考察するとともに、実際に筆者が聞いた、「お金持ち」が行っている金融教育の実例を、ご紹介したいと思います。



前回記事では、「お金持ち」は下記のように2パターンに区分されるとお伝えしました。


  1. 年収(給与、金融資産の運用収入、不動産収入など)がたくさんある高所得者

  2. 資産(お金、金融資産、不動産など)をたくさん持っている富裕層


多くの方が陥りがちな罠として挙げられるのが、上記1の「高所得者」のうち、給与でのみ年収をUPさせることを目標としているケースだと思います。


つまり、「給与の年収が高い」=「お金持ち」という錯覚を起こしている方が一定数いらっしゃるように見受けられます。


もちろん、それ自体は目指した方が良いことなのは間違いありません。


ですが、例えば企業にお勤めの方であれば、その給与の上限が決まってしまうことが多いのではないでしょうか?


やはり給与をUPさせるためには、ご自身の時間の切り売りになるケースが大半ですし、大企業の役員になればかなりの高額年収も期待できるかと思いますが、それまでの道のりは非常に厳しいものでしょう。


ですから、目指すべきは、「給与での年収UPも目標にしつつ、資産を持って、その資産からも収入を得ていくこと」なのです。


これはお勤めの方に限らず、自営業、経営者の方も同じです。

資産が自分も働いていない間も、資産を蓄えてくれるのですから、利用しない手はありません。



野村総合研究所が2017年に行った日本の富裕層・超富裕層の世帯数の調査によれば、全世帯数の2%が富裕層・超富裕層の世帯です。


今回ご紹介したいのは、この2%に属する「Aさん」から実際に聞いた金融教育をご紹介したいと思います。


Aさんは経営者として成功されていますが、もともと「親リッチ(前回記事参照)」です。ですから、Aさん自身も金融リテラシーが高かったのでしょう。

しかし親からの資金援助はなく、ご自身は小さな商売を始め、そこから月々の収入を増やし、資産を蓄え、今は富裕層となった方です。


それでは、実際に子供にどんな金融教育を行っているか、見てみましょう。


日本では「お金儲け」という表現に、あまり良いイメージがないのではないでしょうか。


おそらく知らず知らずのうちにイメージとして定着していると思われますが、Aさんは「お金儲けは素晴らしいことだ」と教えているそうです。


お金儲けは、世の中にそれだけ付加価値を提供できている証拠であり、お金儲けができるということは、それだけ社会の役に立っているということを教えているのです。


Aさんは、「どのような方法でも良いから、手持ちのお金を増やす方法を考えなさい」と伝えているそうです。


これはAさんが商売人(=経営者)だからという面もあるでしょう。


あげたお小遣いを使ってしまうのも良いけれど、自分で考え、工夫をし、この元手を増やしていくことが出来れば子供は一生お金に困ることは無い、つまり自分で生きていけると考えているようです。


某映画を子供と観に行ったとき、その映画の冒頭で「貧しくも清らかな心を持つ青年は・・・」というナレーションがあったそうです。


そこでAさんは一緒に見ていた子供の前で、「少なくともパパは、貧しくて心優しい人は見たことがない。お金持ちで心優しい人は沢山いるよ!」と諭したそうです。


やはり自分に余裕が無いと人に優しく出来ません、とAさんは仰っていましたが、確かにこれは人間の心理なのではないでしょうか。












今回はお金持ちになるということと、お金持ちが実際にやっている金融教育をご紹介しました。


勉強ができる人に勉強を教わるように、お金を持っている人からお金についてのヒントを得るというのは、合理的な手段になるのではないでしょうか。


あくまで子供への金融教育の一つの例にはなりますが、もし共感して頂ける部分があれば、是非ご家庭の金融教育に取り入れてみてくださいね。




参照:

野村総合研究所、日本の富裕層は127万世帯、純金融資産総額は299兆円と推計

「NRI親リッチアンケート調査(2018年)」(2020/9/18参照)

https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2018/cc/1218_1


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