サクッと解説!インフレ編

最終更新: 9月2日

皆さんはインフレ、デフレという言葉を聞いたことがありますか?

新型コロナウイルス不況により、TVやネットニュースでも、専門家が「デフレになる」とか、反対に「インフレになる」という意見を述べているのを目にする機会も増えているように感じます。また、最近ではマスクの価格が上がるなど、実生活で実感する場面もありました。


インフレもデフレも、どちらも安心してお金が使うことができない、とても困った状態になる可能性があるものですが、皆さんはこれらを子どもにきちんと説明できるでしょうか?


本記事では、インフレとデフレを2回に分けて、皆さんが子どもに分かりやすく伝えらえるように、簡単にご説明していきたいと思います。


「インフレ」とは「インフレーション」の略で、色々なモノの値段が上がり続ける状態のことです。インフレには、良いインフレと悪いインフレがあります。

良いインフレとは、一言で言えば景気が良くなるインフレです。

・モノの値段が上がることで企業が儲かる

・社員の給料が増え、身の回りのモノが値上がりしても、もっとモノを買う

・モノが良く売れて、また企業が儲かる

このようなサイクルで景気は良くなります。


一方、悪いインフレとは、景気が良くなるインフレではなく、下記のような悪循環をもたらすインフレです。


・モノの値段が上がり、モノをほしい人が少なくなる

・モノが売れずに企業の利益が増えないため、社員の給料が増えない

・給料が増えないのにモノの値段だけが上がるので、所得が減少し、生活が苦しくなる


つまり、モノの値段以上に給料がUPしないと良いインフレにならないということですね。


ではインフレになると、具体的には一体どのようなことが起きるのでしょうか?ここからは、にちぎん☆キッズ「インフレとデフレどっちもこまる」から具体例を見てみましょう。


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1. お金の価値がどんどん下がる

10枚切りの食パン200円が1週間で10倍の2,000円になったとするとどうでしょう。これまでは200円で10枚買えたのに、同じ200円ではたった1枚しか買えません。お金の価値が10分の1になったということです。これでは大変こまります。


このように、お金の価値が下がってお金を安心して使えなくなると、誰もお金を信用できなくなります。


2. 将来の計画が立てにくくなる

スナオくんは100万円の車を買おうと、毎月少しずつお金をためて銀行に100万円を預けました。ところが、いざ買おうとしたら、まったく同じ車が5,000万円になっていて買えません。ショックですよね。モノの値段が上がり続けると、計画を立てて何かを買おうとしても予定は立ちませんし、預けておくだけでお金の価値がどんどん減ってしまいます。


このような状態では、お金を貯めておくより、今のうちに何か買っておかなればと思う人が増えて、モノの値段はさらに上がります。これでは将来の計画が立てられなくて、とても困りますね。

出典:日本銀行「インフレとデフレどっちもこまる」にちぎん☆キッズhttps://www.boj.or.jp/z/kids/matome/resume9.html(参照2020/8/23)

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今回は経済用語である「インフレ」について、簡単にご説明させて頂きました。一見難しい用語ですが、上記のような身近な例を挙げれば、子どもでも十分に理解できる内容です。是非ご家庭で、少しずつ経済の仕組みについて教えてあげてみてはいかがでしょうか?


次回はデフレについて説明していきたいと思います。

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