子供にはお手伝いをさせましょう

最終更新: 8月21日

皆さんは子供にどんなお手伝いをさせていますか?年齢や家庭環境によってお手伝いの種類は色々あると思いますが、間違いなく言えることはお手伝いは子供の発育上、データに裏付けされたメリットがある、と言うことです。


今回はお手伝いが子供にどのようなメリットがあるか見ていきます。


近年これまでの学校教育で注力されていた読み書き計算・知識などIQテストで測ることができる「認知的能力」だけではなく、IQテストでは測ることができない人間的な総合力である「非認知的能力」の重要性が増してきています。これは21世紀型能力や生きる力などとも呼ばれています。


詳しくは別の機会に改めて述べますが、非認知的能力を伸ばすと、長期的には学力や所得に差がつくと言う研究データも存在しています。この非認知的能力の中でも特に重要なのが「自己肯定感」であり、自己肯定感を伸ばすためにお手伝いが重要なのです。


「敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本(秀和システム)」の著者で「子供との関わり方講座」&「子育ちコミュニティー」を主宰している長岡真意子先生も、お手伝いをすることで「目標を達成するためにはどうすれば良いか?」を粘り強く考える力が養われ、結果として非認知的能力を伸ばすのに非常に役立つと仰っています。


非認知的能力とお手伝いの関係では、興味深いデータがあります。国立青少年教育振興機構が2016年度に実施した「青少年の体験活動等に関する実態調査」によると、お手伝いを多くしている子供のうち、自己肯定感が高い・もしくはやや高い子供は62.9%。対照的に、お手伝いをあまりしていない子供のうち、自己肯定感が高い・もしくはやや高い子供は24.9%しかおらず、2.5倍以上の差が見られたのです。


このようにお手伝いは、子供の土台を作るのにとても重要なのです。


料理を作れば100円、というように自分が行った「お手伝い=おしごと」の対価としてお金がもらえるという経験を早くから積ませることができます。欧米では小さいうちからレモネード屋を子供にやらせるなど実践的な「おしごと」を通して子供に金融リテラシーを身につけさせる環境があります。


どこまでが義務のお手伝いで、どこからが報酬の発生する「おしごと」かは各家庭の考え方によって変わるとは思いますが、自分の「おしごと」を通じて誰かを幸せにし、その対価としてお金がもらえるという経済の最も根幹となる仕組みを小さいうちから学ばせることは非常に重要だと考えています。


子供にお手伝いをさせることは、非常にメリットがあることがお分かりいただけたと思います。また、お手伝いを通じて、子供が意外な点に興味を持っていることがわかったり、得意な部分を発見したりすることができます。


年齢に応じたお手伝いを実践してみてはいかがでしょうか?

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