お金の教育ってなんだろう?Part2

最終更新: 8月21日

前回記事「お金の教育ってなんだろうPart1」で、お金の教育について改めてご理解頂けたかと思います。今回はお金の教育の方法について、具体的なところも踏まえて考えてみましょう。


お金の教育は子どもが知識を覚えることが目的ではありません。それを子どもの生き方などにつなげていくことに意味があります。そのためには、「知る」、「考える」、「行動する」という3つのステップが必要となり、子ども自身の「意欲や関心」が高まっていくことで、各能力が養成されていくことになるでしょう。


知識を得る、感じる、見る、聞くなど、子どもの中に情報が入ってくるステップです。


情報をもとに「なぜ?」という問いから課題を発見し、「どうしたらいい?」という問いとともに、主体的に調べる、話し合う、思考する、工夫する、解決の選択肢を提示するなどのステップです。


「意思決定しなければ何も始まらない」ことを理解して、判断する、知識や経験を活用する、人や社会に働きかける、試す、法や制度を利用するなどの行動ができる力を付けるステップです。この中には、行動した結果をしっかり受け止めて、次の対応を考えることも含まれます。


お金の教育を効果的に行うためには子どもに興味を持ってもらう工夫が必要となりますが、主なポイントを挙げれば以下の通りになるでしょう。


子どもが身近なものとして感じられるよう、関心の高い題材を選んで教材化する工夫が必要です。例えばお小遣いやお年玉をあげるとき、将来何に使うかを考え、計画的に貯蓄することを学ぶことができるでしょう。他にも、そのお金を銀行に預けたお金から利子について学ぶことなどもできます。


身近なところでは日々の買い物や、ボランティア活動、企業が運営している職業体験やロールプレイなど様々な体験的学習を取り入れていくことが効果的でしょう。


学校ではお金のことを教えるのはタブーといった意識が現在もなお残っているといわれています。しかし、もしそうであれば、(そうでなくても)お金のことは、私たちが子どもに、家庭で教えていかなければいけません。


お金の教育は、上述の通り、お金儲けを教えるものではなく、また難しい金融の知識を無理やり子どもたちに理解させようとするものでもありません。お金を通じて自分の生活のこと、社会のこと、将来のことをしっかり考えるということを伝えていくためのものです。


現代は選択肢も広がり、将来に対する不確実性の高まりなど時代環境は大きく変化しており、子どもたちにはそうした社会をたくましく生き抜くことが求められています。それだけに、子どものうちから、お金との付き合い方をしっかり考え、自分の生き方や価値観を磨き、それを現実の生活に生かすことを学ぶお金の教育の必要性は従来以上に高まっているのではないでしょうか。


先ずはお金の教育の意味を多くの方に知って頂き、ご自身の子育てに役立てて頂きたいと私たちは考えています。


※本記事は金融広報中央委員会(事務局:日本銀行情報サービス局内)が運営するサイト「知るぽると」から一部改編して引用しています。

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